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"OBON" - quattro giorni per i defunti -

Creato il 12 agosto 2010 da Nerolooper

日本人のほとんどは確固たる宗教を持ちませんが、
なぜか行事や祭礼を重んじるところがあります。
お盆(obon)もそんな行事のひとつです

Che cos'è l'Obon?

L'obon è una cerimonia per onorare rispettosamente gli spiriti degli antenati e per chiedere una lunga vita per sé stessi e per i propri familiari.
In preparazione all'incontro con gli spiriti, è abitudine pulire completamente la casa e prepararsi come se si aspettassero degli ospiti.
Si svolge dal 13 al 16 agosto.

お盆とは、先祖の霊があの世から現世に戻ってきて再びあの世に帰っていくという、
日本古来の信仰と仏教が結びついてできた行事です。

多くの地方で8月13日の「迎え盆」から16日の「送り盆」までの4日間をお盆としています。


「迎え盆」 mukae bon
fuochi
di benvenuto : il 13 agosto

夕方に仏壇や精霊棚の前に提灯(chochin;lanterna)を置き、
庭先や門口で、皮をはぎ取った麻の茎(ogara;capana)を焚きます。
この灯りや炎を「迎え火」(mukae-bi;fuochi di benvenuto)といい、
精霊に戻る家の場所を伝えます。

このように、お盆は精霊を家に迎え入れる事から始まるのです。




供養 kuyo
messa da requiem : il 14 e 15 agosto

精霊が家に留まっている期間です。
仏壇にお供え物をして迎え入れた精霊の供養をします。

みなさんは、なすやきゅうりで作った牛や馬のお供えものを見たことがありますか?
これは先祖の霊が「きゅうりの馬」(cavallo di cetriolo)に乗って早く来てくれるように、
「なすの牛」(mucca di melanzana)に乗ってゆっくり帰るようにとの願いを込めたものといわれています。



「送り盆」 okuri bon
congedare gli spiriti : il 16 agosto

16日の夜に、精霊は再びあの世(aldilà)へ帰っていきます。
この時、迎え火と同じ位置に今度は「送り火」(okuribi ; fuochi di arrivederci)を焚き、
再び帰り道を照らして霊を送り出します。

京都の
五山の送り火(gozan okuribi)は有名ですね。
あるいは精霊流し(shoro nagashi)として川や海にお送りすることもあります。





「盆踊り」 bon odori
danza folcloristica per gli spiriti

14日~17日にかけては寺の境内や町の広場などで「盆踊り」(bon odori)が行われます。
わたしも小さい頃は、よく小学校の校庭で開催される盆踊り大会にでかけたものです。
これは、精霊を迎え、慰め、そして送るための踊りであったと言われています。

8月12~15日まで集団を組んで市内を練り歩く徳島県「阿波踊り」(awa odori)や、
7月中旬から9月中旬まで町をあげて踊る岐阜県「郡上踊り」(gujo odori)などはとくに有名です。

写真は、ちょっと”不気味な”雰囲気の「西馬音内の盆踊」(nishimonai no bon odori)で、
国の重要無形民俗文化財に指定されています。





お盆が過ぎたら秋はもうすぐです。
みなさん、おからだに気をつけて、残り少ない夏を楽しみましょう!

日本から旬の話題をお届けしました~(^-^)/ Ciao!





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